着想アリ

はじめてのブラウザのつくり方

WebKit周りでやってみたい思い付きが溜まったので、今更こんな基本部分を勉強中。入門レベルから実際に使えるアプリケーションの体裁を整えるまでに果てしない道が続いて見えて、予想はしていたけど思い付きの実装に辿り着く前に挫折しそうな気分。

hatebimport

delimportを見つけたとき純正アプリのようにSpotlightデータベースを直接弄るわけにはいかないだろうにと書いた*1のだけど、del.icio.usを使ってないのでダウンロードしてなかった。はてなブックマークで同じ事が出来るようなのでダウンロードしてみたら、ソースコ−ドが付いてたので読んだ。で、Library/Caches/Metadataフォルダの存在を今更知る。てっきりデータベースを直接触っているとばかり思っていたSafariiCalもそこにフックになるファイルを置いている。メタデータは所謂Importerプラグイン任せではなく、ファイル作成と同時に設定しているようだ。
このアプリケーションの場合は要約を設定する所で止まっているけど、うまくAPIを使えば任意のURLを内容込みでSpotlightに読み込むなんて芸当も可能になるので、いろんな可能性が考えられる。

The "data" URL scheme

canvas要素の仕様を眺めていたら見付けた仕様。残念ながらWebKitではcanvas contextからの変換は実装されてなさそうなのだけど、単にimg要素のsrc属性に埋め込む分には普通に扱える。Firefoxでも実装されているので、スクリプトでURLを弄ってないStaticなHTMLならソース中のURLを置き換えて保存すればSafari/FirefoxコンパチなWeb Archiveが作れる筈。

*1:id:eccoHowling:20051211:p2