Automator

AppleScriptにはもともとエンドユーザ向けに実際の操作がそのまま記録されるレコード機能が付いていたのだけど、これがそもそも(純正アプリの中でさえ少数派な)レコード機能に対応したアプリケーションじゃなきゃ意味が無い上に汎用性を持たせようとすれば結局スクリプトの知識が必要になると言う、面白いんだけどズレた機構だった。
Automatorスクリプトそのものを視覚化する事でユーザーフレンドリーを目指している。タイルスクリプティングと言う概念自体は目新しいものではないが、それをシステムレベルのイベント処理に使おうと言うのは冒険だ。
iAppsがAutomatorに対応しているのは当たり前としても、これが他のアプリケーションも対応すれば使えるようになるのか、あるいはScriptCommandをきっちり実装していればある程度まではAutomatorで扱えるようになるのか、そしてその気になればAppleScriptを埋める事も出来るのか、その辺りに興味がある。