ヘルプビューア
ミニマムなWebKitブラウザアプリケーションの例としてヘルプビューアを調べているんだけど、じっくり見渡すと元々そんなにヘビーに使うようなアプリケーションでもないので気にならなかったUI上の不満点がぼろぼろと出て来る。例えば文字サイズ変更コマンドが何故か編集メニューにあったり。Safariと言い回しが微妙に異なるのも気になる。
特に強い不満を感じたのが「プリント」コマンド。これ、NSWindow標準の印刷機能をそのまま呼び出しているらしく、ウインドウの内部だけをスクリーンショットにした状態で印刷される。そんな状態でもQuartzなだけあって文字は拡大しても滑らかだが、流石にこれでは使い物にならない。実装が間に合わなかったのであればメニューから削除しておくなりグレーアウトしておくなり方法はあった筈なのだが。
そして、これはXcode等にも共通する事なのだが、あくまで補助であるツールバーに重要な検索フィールドを置いて、非表示になった場合のフォローが無いこと*1。もっとも Any item in a toolbar should also be available as a menu command
なはずなのに特に環境設定でツールバーを完全にメインにしてしまっているアプリケーションを挙げればきりがないけど。なまじ強力なインターフェイスなだけにこの風潮は収まらないだろうな。
